西に向かいます。
なぜなら、久住山は徳島からみて、西にあるからです。
この出発感が、いい。
これから、攻略する感じが、いい。
途中のパーキングでお約束の、ソフトクリーム。
理想のそれではないんですが、美味しい。
ちょっと、もっちり感があるソフトクリームなのでした。
そして昨年4月に由布岳攻略時に使用した、同じ店に立ち寄ります。
攻略後の昼食のカップラーメンを購入します。
とても美味しかった過去の記憶がよみがえります。
そしてこれから九州に向けて出発するフェリー内での、決起集会の準備。
ちょっと買い過ぎか、ビール。
さあ今宵はこのフェリーに抱かれて、九州に向かう。
どうやら今日のフェリーは、満員のよう。
なんかこう、団体客がたくさん乗船している模様。
すでに宴が始まっている。
わたしたちは、客室で、やります。
カンパーイ!
写真がぼけておりますが、ご容赦ください。
この部屋の定員は、8人。
わたしたちは6人ですので、他に2人、おります。
途中から部屋を出ていったので、そのうちに、ワッとヤります。
ヤりながら、確実にフェリーは、九州に進む。
飲みながら、寝ながら九州に、いく。
愉快です。
ちょっと飲み過ぎたかな。
明日は、登山。
さあさあ、久住山に向かう。
すみません、ちょっと、二日酔いです。
不思議と旅先の朝食は、お腹に入る。
腹ごしらえ、完了。
順調に登山口を目指していた車内の雰囲気は、突然のわたしの告白によって一変する。
鍋を、忘れた。
そう、携帯コンロとガスボンベは持ってきたが、肝心のお湯を沸かす鍋を、忘れた。
せっかく買って山頂で食すプランが、いま根底から崩れてゆく音がする。
そしてその音の張本人が、わたし。
もう既に登山口に近付いており、はたしてこれから鍋が調達できるのか。
コンビニがあったら、どうする。
はたして売ってるかコンビニに、鍋。
見た記憶が、無い。
大山には登山口にモンベルがあったが、久住山登山口には、それはない。
写真は無いが、途中でガソリン給油、向かいになにやら、よろず店があり、一目散に駆け込んだ。
レジのおばさんにいきなり、鍋かやかん、ありますか。
答えは、ありません。
20Lを給油したガソリンスタンドで、この先に高原ショップがある、との情報を入手。
藁にもすがる思いで駆け込んだ。
そして発見、鍋。
鍋が、切なくぶら下がっている。
鍋をわしづかみにしたのは人生で初めてであり、そして鍋発見に感動したのも、初めて。
鍋、包装。
鍋の柄を握ってこんな幸せな気分になるとは。
皆様ご心配をお掛けし、すみません。
ちょっとした小事件が発生しながら、じっさいわたしがさせながら、登山口はもうすぐ。
続きます。